わたしとRails Girls
これはRails Girls Japan Advent Calendar 2016 の2日目の記事です。
1日目はattsumiさんでした。
Tokyo 7th 開催予告がされていましたね!すごく楽しみです。
思い出話をします
こんにちは、katorie といいます。
私は Rails Girls Tokyo 2nd の卒業生です。
Tokyo 2nd は 2013年3月1・2日に開催されたので、もう3年と9ヶ月も前の話です。
#railsgirlstokyo RailsGirlsTokyo 2nd に参加しました - プログラミングお勉強記録
私の人生は、Rails Girls に参加したことで大きく方向転換しました。
この話は、たまにどこかで話していたことなのでご存知の方もいらっしゃいますが、あらためてブログに残しておきたいと思います。
(Advent Calendar の2日目にふさわしい内容なのかはさておき)
現在の話をすると、2015年1月より株式会社ユビレジ にソフトウェアエンジニアとして所属しています。(正確には出産を控えており、休職中)
その前は6年9ヶ月ほど、医療機器メーカーで事務をしていました。
それでは、私の思い出話におつきあいください。
参加する前
上述のとおり、私は医療機器メーカーで外回りをしている営業さんたちのサポート業務をしていました。
10名くらいいた本社の営業さんたちのスケジュールを把握したり、電話連絡を取り次いだり、展示会や勉強会という名の営業活動の準備(資料やお弁当など)をしたり、まぁ、何でも屋さんでした。
使用するツールは電話と、メールと、Microsoft Office。
属人的な仕事が多かったことに不満をもっていました。
あるとき、毎朝手作業で行っていたスケジュール表の作成や営業さんへ送信するメール作成に嫌気が差し、どうにかならんものかと思っていたところ、
自分でプログラムを組んで自動化するという魔法のような解決策があることを知りました。
いろいろググってプログラミング言語が複数存在することを知りましたが、最初に読んだ本がこれだったので、はじめて書いた言語は Ruby でした。
- 作者: Chris Pine,長尾高弘
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/09/21
- メディア: 大型本
- 購入: 5人 クリック: 311回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
やがて Ruby を書くことをお仕事にしている方々がいることを知り、Twitter で生態研究をしているうちに、Rails Girls の存在を知りました。
ひとりで書籍と格闘していた私は、仲間ができることを期待して、参加することにしました。
たしか応募動機とかに「さみしいので仲間がほしい」とか書いた気がします。
当日の出会い
Rails Girls の内容としては(各回それぞれ若干違いはあるかもしれませんが)、
初日の夜にインストール・デイがあって環境構築をして、翌日はグループに分かれてチュートリアルに挑戦します。
このグループ分けは事前にオーガナイザーが済ませていて、事前アンケートから知り得るだいたいの経験値や当日使用するOSなどで分かれていたようです。
初めて触れる「プログラマの世界」にドキドキしながら、指定されたグループの席に着きました。
私の参加したグループは、Girls 4人に対し、コーチが2人ついていて、「無料のイベントなのに手厚いなー」と思ったのを覚えています。
その時のコーチが @a_matsuda さん 、そして一緒のグループに @Yuryu さん がいました。
他のグループのコーチたちもそうそうたるメンバーだし、途中、@_ko1 さん による解説(たしかローカル変数とインスタンス変数についてだった気がする)もあったりして、すごい豪華な一日だったのですが、正直言うと当時はそこまで凄さがわかっていなく、「皆さんやさしくわかるまで教えてくれるとても優しい人たち」くらいの認識でした。すみません。
あるいはそれまで生態研究をしていたアカウントの皆様の実在確認をしていたというか…すみません、すみません。
その後
そんな豪華な出会いがあったわけですが、私としては当時この Rails Girls で実在確認をしたアカウントの皆様だけが「私の知っている Rubyist」でしたので、
皆様の発信する情報だけを頼りに、大江戸Ruby会議や RubyKaigi などに参加していました。
少しずつ慣れてきて、いろんな勉強会やmeetupに参加できるようになり、いくつか大変お世話になったコミュニティがあります。
そのひとつが、Rails Girls, more! という卒業生(と本編に参加できなかった方)のための勉強会。
右も左もわからない、けど作りたいものはある、みたいな私のような困った人を、毎回コーチが一人ついて丁寧に教えてくださいました。
(現在の活動については Facebook グループで確認いただくとよさそう)
それから、同じく Rails Girls Tokyo 2nd の卒業生 @yucao24hours さん がオーガナイザーのよちよち.rb。
そして「実際にプロダクションとして動いているコードを見てみたい!」という動機で参加させていただいた、合同会社フィヨルドさん のインターンシップ。
他にもたくさんの方々にお世話になりながらプログラミングを続けていくうちに、現在所属しているユビレジを知りました。
@Yuryu さんに誘われて参加した GitHub Drinkup で、 @a_matsuda さんが @soutaro さんを紹介してくださったのです。
(実際にユビレジに入社することになったのは、この Drinkup のずーっと後でしたが)