2020年を振り返る

2019年の私をちゃんと振り返っていなかったけど、2019年末の達成感はけっこうあって、 なぜなら「子育てしながらWebエンジニアで転職できたぞ!」という自負があったからでした。

転職活動はけっこうきびしくて、それは主に自分の技術力の低さからくるものだったと思うんだけど、 だからこそ、技術力アップできる環境に身をおきたい!!という思いが強くなり、転職活動をがんばりました。

当時の私にとっての「技術力アップ」は「Railsアプリの開発をすること」だったので、 それができる環境に転職できたこと、しかも絶賛イヤイヤ期のムスメとともに、が2019年の最大のトピックでした。

そして2020年を迎え、コロナ禍とか第二子の妊娠とかいろんなことがあるなかで、 いったい自分は何をしたのか、今後何をしようと思うか、年の瀬押し迫るこのタイミングで整理したいと思います。

ひとりで振り返りをした

まず、GitHub の pull request 一覧を眺めながら、この1年どんな仕事をしたのか振り返りました。

それを月ごとに日本語でまとめて、そこにプライベートなトピックも書き足して、タイムラインを作りました。

この記事ではそのタイムラインをともにトピックをピックアップし、文章でまとめています。

ちなみに各トピックに与える影響要素として、第二子の妊娠があります。 これにより2020年12月1日より産休に入っています。

タイムラインまとめ

Rails アプリのチーム開発をした!

2019年終わりの転職をきっかけに、2020年は Rails アプリを開発するチームに所属した状態でスタートすることができました。

2019年12月に入社したので、年始はちょっと会社に慣れてきたところでした。

全般的に、それまでと異なる技術スタックだったので、何をするにも学びの多い1年でした。

もう少し具体的に書くと、インフラがすべてAWSで、構成がコード管理されていたり、フロントエンドが TypeScript で書かれていたことが一番大きかったかなと思います。

あと一部 React も使っていて、今後増やしていきたい雰囲気だったので「りあクト!」を読んだりして勉強しました。

1年やってみて、自分にとって足りないところが明確になったのはすごく良かったと思います。 今後は「RESTful な設計」と「フロントエンド開発力」を課題にしたいと思っています。

チームメンバーとのコミュニケーションで課題を感じた…のを乗り越えた!

技術面以外では、前職より少人数のチームになったのでコミュニケーションがとりやすくなるのでは!と期待していましたが、 2月の半ばにはコロナ禍の影響で完全リモートワークに切り替わり、4月と5月は保育園の休園もあってフルタイムで働くことができなかったこともあり、なんとなくメンバーとの距離を感じたまま過ごしてしまいました。

第二子の妊娠で夏頃までは私の体調も安定せず、しかしチームメンバーは皆やさしくフォローしてくださり、精神的にはすごく助けられました。

夏の終わりくらいから、スプリント(2週間)の進め方にすこしモヤモヤするところがあって、1on1で相談しつつ、チームの振り返りでも思い切って問題提起発言をしてみるなど、一歩踏み出してコミュニケーションをとるようにしてみました。

結果、プランニングやタスク・PRのレビューにいい変化があらわれて、すごく良くなったと感じています。

ひとつひとつはあまり具体的にはここで書くつもりはありませんが、ひとつやってよかった例としては、「デザインスタジオ」があげられます。

デザインスタジオは前職でわりとよくやっていたのと、個人的に好きだったので、転職してからもずっとやりたいと思っていました。

たしか入社して1、2ヶ月くらいで「デザインスタジオやるとよさそう」と発言していたのですが、 うまくその魅力をメンバーに伝えることができなかったのと、開発の流れが前職と異なっていたので、デザインスタジオを実施するタイミングがうまくはかれずにいました。

秋口になって事業に少し変化が起こり、新しい課題がみえてきたところで「これはデザインスタジオをやるチャンスでは?」という出来事がありました。

実際チームメンバーに提案してみると、今度は「よさそう」「やってみようか」という声があがり、はじめてオンラインでのデザインスタジオを実施しました。

経験者が私だけだったので、ファシリテーションをつとめましたが、最後のみんなの意見をまとめるところやその後の開発にどう落としていくといいかを共有するところに、課題を感じました。

ただ、デザインスタジオ自体に対するチームメンバーの所感は良好で、私が産休に入った後も実施されているようです!

ちなみにデザインスタジオについては「リーンUX」の「コラボレーティブ・デザイン」の章に詳しく書かれています。

TECH PLAY 女子部の朝活 #hayaoki_girls に参加するようになった!

もうこれは本当に影響が大きくて書ききれないのですが… 2月くらい(ちょうどコロナによるリモートワークが始まるころ)から5時起きあるいは6時起きを習慣化し、同じような生活リズムの女性エンジニアの皆さんと交流するようになって、いい影響がいっぱいありました。

別記事で良さを書いているので、よかったらご覧いただけるとうれしいです。

katorie.hatenablog.com

ここで重ねて朝活についてひとこと書いておくと、 仕事仲間や家族以外との雑談はすごく精神的にいい、ということです。 私はその時間を作りやすいのが朝だったので、どハマりしました。

ちなみに年明けすぐ、1月2日朝6時から、「新春🌅初夢 LT会」を企画しています。 すごい日付と時間に設定しましたが、今年は帰省できない人もいるだろうし、朝だから時間作れる人いるのでは?と思っています!

デザインの勉強をはじめた!

これまではエンジニアとしての成長を一番に考えて過ごしていましたが、 実は、私、ずっとデザイン分野に興味があって、本棚を整理していてあらためてそれに気付きました。

12月から産休に入るのをいいタイミングと思い、まずはイラレとフォトショの使い方から学び始めています。

道のりは長いですが、コーディングまで含めてひとりでLPを作れるようになりたいな…!という目標をたてています。

マインドマップを作って振り返りをした!

産休に入ることが決まり、それまでの過ごし方をどうしたらいいんだと一人悶々と考え始めたので、 マインドマップを書いて振り返りをしました。

すると頭の中がすっきり整理されて、次にするべきことが明確になり、優先順位もつけられました!

私にとっては手書きで書いていくのがよかったみたいです。

できれば毎月やるといいんだろうけど、ひとまず3ヶ月に一度くらいはやりたいなと思いました。

2021年にやりたいこと

振り返りをふまえて、来年やりたいと思っていることをまとめます。

…と思ったのですが、「年単位」で考えるとはじめはいいんですが、 きっと変更したくなったり、実際今月なにすればいいのかなと迷ったり先延ばししてしまったりすると思うので、 1年を通して「3ヶ月ごとの振り返りを実施して、都度鮮度のいい目標をたてる」ようにしたいなと思っています!

3ヶ月ごとの短期目標をたてるための長期目標としては

  • RESTful な設計を身に付けるための読書と実践(なにすればいいんだろう、アプリつくる?)
  • React + TypeScript でアプリを作ってみる
  • コーディングまで含めてLTを作ってみる

あたりを考えています。 子どもが二人に増えて、どこまでできるかなぁ〜

無理せず楽しんでいきたと思っています!