ユビレジのプロダクトをご紹介します!
Ubiregi Advent Calendar 2018 の最終日です!
このアドベントカレンダーは、私が「もっとユビレジ開発チームのことをみんなに知ってもらいたい!」という気持ちからはじめました。 開発チームに所属している人全員が記事を作成したわけではありませんが、「こんな人もいるんだ〜!」と垣間見えたらいいなと思っています。
というわけで初日は
という記事にしたのですが、そういえばユビレジのプロダクトについての説明がないな〜と(最終日になって)気づきました。
株式会社ユビレジは、 「サービス産業のためのデータインフラを整備する」というミッションを掲げ、
- ユビレジ(POSレジアプリ)
- FlickOrder(オーダーテイク用ハンディアプリ)
- StockScan(在庫管理アプリ)
の3つのプロダクトを主に提供しています。 アドベントカレンダーの最終日はあらためて、ユビレジの主要プロダクト3つをご紹介しつつ、どんな技術を使用しているか、一部をご紹介したいと思います。
なお、2018年12月25日現在の情報です。
ユビレジ(POSレジアプリ)
- iPad向けアプリ
- Objective-C / Swift
- Web管理画面およびサーバーサイド
- Ruby on Rails / React.js
- Heroku
- MySQL
- Ubiregi for Salesforce
「世界初のiPadレジ」として2010年8月よりサービスを開始しました。 iPad初代の製品発表が2010年1月だったので、着想からリリースまでが短時間だったことがうかがえます。
ユビレジは個人経営のお店はもちろん、複数店舗を運営・管理する場合にもご活用いただけるような機能開発を行なっていて、 メニューを一括更新できたり、顧客情報を同期できたり、管理画面から売上データを共有できたりと便利な機能がたくさんあります。 また、Salesforce と連携することができる Ubiregi for Salesforce でより強力な多店舗管理・分析が可能となっています。
iOS開発については、アドベントカレンダーの20日目の記事「ユビレジのリファクタリングについて」にもあるように、新機能を追加しつつ既存のコードのリファクタリングも継続的に行っています。
ユーザーの業態はやはり飲食系が多いですが、もちろん小売やその他の業態にも適応できるような汎用的な機能となるよう心がけて開発しています。
また、ありがたいことにサービス開始当初よりずっとユーザーも増えているので、パフォーマンス面での改善についても日々取り組んでいます。
FlickOrder(オーダーテイク用ハンディアプリ)
- iPhone / iPod touch / iPad向けアプリ
- Objective-C / Swift
- サーバーサイド(ユーザーが操作する管理画面はありません)
- Scala
- Google App Engine
- Google Cloud Datastore
ユビレジと連携して使用できるハンディアプリとして2012年12月にサービスをスタートしました。 複雑なメニュー設定にも対応していて、特に飲食店でご活用いただいています。
個人的な感想ですが、FlickOrderは飲食店のオペレーションをよく考慮されていて、ユーザーのニーズがたくさん反映されていると思います。 複雑なメニュー設定ができることや、オーダー時の伝票印刷の出し分け設定ができることがなどがあげられます。 あまりここでは詳しい操作について説明しませんが、ほんとうに豊富な機能をもったハンディなんですよ…!!
FlickOrderの開発をはじめたのは17日目の記事を書いた@pomu0325さんで、現在はCPOとしてユビレジのプロダクト全体を統括しています。 たまにランチなどで開発秘話を聞くことがあります!
StockScan(在庫管理アプリ)
- iPhone / iPod touch / iPad向けアプリ
- Web管理画面およびサーバーサイド
ユビレジと連動して在庫管理ができるアプリです。リリースは2013年3月です。 会計が完了するとその商品の在庫が減って、設定した個数になるとアラートがあがったり、 複数店舗で使用していれば、商品の移動を依頼したり、依頼された側から出庫した連絡をしたり、 管理画面からは発注先への書類が自動作成できたり、 …と、機能豊富なサービスです。 おそらくこのアプリを使わないで在庫管理しようとすると、たくさん「紙の書類」が必要になると思います。 それをアプリだけで完結できるようになります。
個人的にいいな!と思う点は、「倉庫などにインターネット環境がない場合」を想定したサービスになっているということ。 オフラインでも動作して、オンラインになったときにきちんとデータが反映されるようになっています。
まとめ
最終日にふさわしく(?)サービス産業のためのデータインフラを整備したいユビレジの主なプロダクト3つをご紹介させていただきました。 これらを開発・運用しているのがユビレジの開発チームです。
ある程度はチームのメンバーがオペレーションを想像して開発しますが、基本的には現場の声をCSや営業の方々からヒアリングしたり、データをもとに予測・検証したりしながら、より現場のユーザーが使いやすいプロダクトを目指して開発・運用しています。
例えば新しい機能を追加するときには、UI案を全社員が見ることができるホワイトボードに貼り出し、自由に意見を付箋に書いて貼ってもらったりして、全社員からフィードバックを受けられるようにしています。 …この辺の話もユビレジの開発フローのとてもいいところだと思うので、機会をみてご紹介できるといいなと思います。
最後になりましたが、こんな感じのユビレジ開発チームでは、一緒にプロダクトを成長させるメンバーを募集しています! おもしろそうだなーと思ったらぜひ一度ご連絡ください!
追伸:開発チーム、Webチームのみなさん
私の「やりたい!」ではじまったアドベントカレンダーに、記事を書いたり、画像を用意したり、レビューしたり、Twitterでシェアしたり、みなさんがたくさん協力してくれました。本当にありがとうございました!